2012年1月2日月曜日

腰痛、ひざ痛持ちの人に警告です

腰が痛い、ひざが痛いという人は、
今日の記事は必ずチェックしてください。

たった座り方1つで、
その痛みが軽減する可能性がある、

という耳寄りな情報をお届けします。

年が明けて、私は自宅でパソコンの前に
座りっぱなしという生活をしています。

普段、施術の現場に立っていると、
時間がとれなくてなかなか進められない
文章書きを、今のうちにしています。

私の家には石油ヒーターなどがなくて、
こたつにノートパソコンを置いて
作業をしているのですが、

2~3時間、座りっぱなしのまま
という場合もあります。

(あまり良いことではないですね^^;)

すると「ちょっとお手洗いに、、、」
と立ち上がろうとするときに、

「アイテテテ、、、」

ひざや太もも、腰回りがパンパンに
張ってしまって、すごく痛いのです。

それで、ふと思い出したのですが、

以前、私がまだFMTを知らなかったころ、

陸上部の練習中に足をケガして、
鍼灸院に通っていたころの話です。

院長先生は私の体を触れながら、

「うわぁ、キミの体はガチガチだな。
これじゃケガをして当然だよ。

とくにお尻と太ももがパンパンだ」

とおっしゃいました。

私はそれをよく自覚していたので、
「ハハハ」と苦笑い。

そうしたら、その院長先生が、
今まで意識もしたことがなかった
ある問題点を指摘してくださいました。

「キミは普段、座るときに、
"あぐら"をかいてないか?」

「えっ、あぐらですか?
よくかいていますよ。

家にソファーなどがないので、
ほとんど床にあぐらをかいてます。

イスの上でも、疲れてくると、
あぐらをかきたくなりますね」

すると、

「あぐらはもっとも腰や足によくないんだよ」
とおっしゃるのです。

予想もしていなかったことで、
「えっ!?そうなんですか?」
とビックリしてしまいました。

院長先生が言うには、あぐらは、
お尻や太ももの筋肉を硬くする
姿勢なのでよくない、

特にあぐらの場合は、他の座り方と違い、
長時間、同じ姿勢でいれてしまうので、
筋肉が固まりやすいのだとか。

「たしかに、あぐらを長時間していて、
そのあと立ち上がるときって、
足がパンパンに張っているな」

と納得した私は、その後、
あぐらをかくのをできるだけ
避けるようにしていました。

どうしても、座敷などであぐらを
かかないと座れないときには、

こまめに、

正座→横座り→あぐら→
足を伸ばして座る→立ち上がる、、、

などをして、
同じ姿勢で長時間座らないように
気を付けるようにしました。

実はこれを始めてから、
ただそれだけで私はひどい腰痛や、
ひざ痛から解放されたのです。

「またまた、中村先生、ちょっと
それは大げさすぎませんか?」

と思われるかもしれませんが、

これを意識し始めると、数日のうちに、

「同じ姿勢でいると、ただ
それだけでものすごく疲れる」

ことが自覚できるようになるのです。

その疲れや張り感は小さなことのように
感じられるのですが、その毎日の蓄積が
あとでひどい腰痛やひざ痛につながるのです。

小さなことなので皆、軽視してしまうのです。

ひどい腰痛持ちの方は、ただ座り方を
変えるだけでは、痛みが完治することは
ないかもしれませんが、

座り方が腰の痛みの原因の1つ
だということに気がつくと思います。

その鍼灸院の先生に指摘されて以来、
私はあぐらをかくことがほとんど
無くなったのですが、

久しぶりに「こたつ」で長時間作業をしていて、
どうしてもあぐらをかいてしまいます。

まだ2日くらいですが、それだけで、
もうすでに、ひざの外側のあたりの筋肉が
パンパンに張ってしまっています、、、

かなりキツイです。

腰痛やひざ痛を避ける座り方は、
さきほどもお話ししたとおり、

「こまめに姿勢を変えること」です。

正座→横座り→反対側の横座り→
足を伸ばして座る→あぐら→
立ち上がって少し歩く→、、、

動物を見ているとよく分かりますが、
同じ姿勢で長時間ジッとしつづけて
いることがありません。

人間の子どもも一緒ですね。

ちょこちょこと動き回って、
体を動かしています。

それが本来なら自然なことなのです。

それがクセづくと、それからは、
同じ姿勢をずっととっていることが、
逆に疲れて、キツく感じられるように
なってきます。

実は座り方は体のさまざまな痛みの
原因になっています。

例えば、スポーツ障害でひざを痛める
学生が非常に多いのですが、

それにはある日本の文化が
関係をしているのです。

「日本の文化で座り方って、、、
正座がひざに良くないってことですか?

それくらい私でも知っていますよ」

いいえ、そうではありません。

座り方がいかに体に影響を与えるか、

もっと深くお話をすると、いかに体の
パフォーマンスに影響を与えて、
人生の豊かさまで変えてしまうのか、

が分かると非常に面白いです。

詳しいことは明日話そうと思います。

中村 宇博

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