2012年11月12日月曜日

いつだって体はあなたの味方です

自分の本心に気づいてますか?

私たちは様々な考え方や性格の人たちと、
一緒に暮らしていますから、

たまには自分を犠牲にしてでも、
相手を優先してしまうこと、
しないといけないことがあると思います。

本当は自分も体調が悪いのに、
調子の悪い同僚のために、
無理をして働いたりとか、

本当はやりたくないことでも、
この人との関係を壊したくないから、
ガマンをしてやるとか、

自分の本音を押し殺してしまう
ときがあるかもしれません。

そもそもガマンをしていることにも
気づいていないのかもしれませんね。

そして、自分の心とカラダに
負担をかけつづけているんです。

でも、その無理は必ずあとで、
自分に返ってきますよ。

どんな形か分かりませんが、

私は整体師なので、

体の不調という形で返ってきて
しまった人たちとよく出会います。

そのような人たちの多くは、
皆「いい人」なのです。

だから、自分の体がボロボロに
なっているにも関わらず、

まだ「皆に迷惑をかける」と言って、
さらに無理を重ねようとするのです。

「早く治さないと」と思っているのです。

でも、いい加減、自分の本音に
気がついたらどうですか?

その痛みは、体の不調は、
体からのSOSサインなんですよ。

本当は休みたいのなら、
「休みたいです」と言うのは、
勇気がいることかもしれませんね。

自分がガマンしてしまった方が、
面倒なこともなくて、楽かもしれません。

でも、それをいつまで続けますか?

ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、

私はそんな「いい人」すぎる人たちに
言ってあげたいのです。

いつも本当にがんばっていますね。

お疲れさまです。

でも、あなたが周りの人を
大切にしているのと同じくらい、
自分のことも大切にしてあげてください。

あなたが自分の気持ちを押し殺して、
無理をしても、あなたの体はいつも、
あなたの味方です。

だから、もう限界という所まで
来てしまったのなら、

自分の体を無理やり停止させてでも、
体を休息させようとします。

痛みや病気はその結果です。

あなたの体はあなたに自分のことを、
いたわってほしいと思っています。

あなたがその痛みや病気を、
恨めしく思ったとしても、

体はあなたに恨まれたって、
あなたのことを思って、
病気や痛みを抱えるのです。

けなげな奴なんです。

どうか大切にしてあげてくださいね。

あなたの体だけはいつだって、
あなたの味方なんですから。

足底筋膜炎とストレスの関係とは?

「足底筋膜炎って、
ストレスが関係していますか?」

施術をはじめて一番最初にされた
質問がこれでしたから、

「めちゃくちゃ関係してますよ。

思い当たるフシがあるんですか?」

とたずねました。

すると笑いながら「そうなんです」と。

この方は女子マラソンのランナーの方
なのですが、

監督さんから飛ぶゲキに精神的に
辛くなることがよくあるそうです。

男性の監督さんが、
女性の気持ちを考えないで、
かなりキツイ言葉をかけたり、

本人の中でトラウマになっている
ことにまで言及したりと、

(ちょっとここでは書けない内容も、、、)

これまで相当イライラしたり、
落ち込んだりすることが
あったのだそうです。

ひょっとしたら監督さん自身は、
選手を励ますつもりなのかもしれませんが、

本人がそう受けとれなかったら
逆効果になってしまいますよね。

監督と選手はお互いの信頼関係がないと、
成り立たないので辛いところでしょう。

またそのことを周りに相談できる人が、
誰もいないそうで、心の中にためこんで
いらっしゃったようです。

なので、その悩みを、
施術中に相談することができて、

「本当によかったです」

と笑顔でおっしゃっていました。

私も、

「ためこまないで、
どんどん話してくださいね。

それだけでも症状が
楽になる方もいますから」

とお伝えしました。

これは嘘ではなくって、

足の治療をせずとも、
精神的な問題が解決したとたんに、
痛みが激減する方は多いです。

それだけ足底筋膜炎は精神的な問題が、
深く関係しているということです。

悩みやイラ立ちを吐き出すことは、
恥ずかしいことではありませんから、

この方にはどんどん話をして
いただきたいと思います。

心の中でせき止められている感情が、
ブロックが外れてダーッと外に出ていくと、

心だけではなく体の緊張感も解かれます。

痛みは体と心のSOSサインです。

何か悩みがあるときは、
ひとりで抱え込まないで、
私たちに相談をしてくださいね。