数年前にぎっくり腰になって以来、
調子が良くて、油断をしていたところ、
12月20日にぎっくり腰を再発して、
動けないほどになってしまいました。
職場の同僚に、当院の患者さんの、
Iさんがいらっしゃって、
FMTを紹介してもらい来院。
日ごろはデスクワークで7~8時間、
椅子に座ったままだそうです。
運動はほとんどされていないそうで、
最近はこのままでは健康を崩してしまう
かもしれないと、昼食後の休憩中に
ウォーキングを始めていたのですが、
「そんな矢先に腰を痛めてしまったんです」
と苦笑いをされていました。
予約の電話をいただいたときが、
痛みのピークだったのですが、
あいにく数日先まで予約がいっぱい。
数日経過したことで日常生活は
なんとか送れるようになったものの、
まだ立ち上がったり、腰をかがめる
ときに腰からお尻にかけて痛みます。
一通り、問診をして、状況を把握したら、
痛みのある位置と、痛みが出る動作を
確認しながら座ったままで施術に入りました。
「これはキツかったですね」
と話しながら、3分後、
「もう一度、痛みを確認してください」
と言うと、
「、、、あれっ、、、さっきよりも楽です」
と面を喰らった様子。
「先ほどの痛みが10割だとしたら、
今は何割残っていますか?」
とたずねると、
「もう2~3割しか残っていないです」
と何度も確かめるように、先ほどまで
痛かった動作を繰り返しています。
「それではもう一度、座ってください」
そして、さらに施術をつづけて2分後。
「あれっ、、、もう痛くないです、、、」
と不思議そうにされていました。
「すごいですね(笑)」
以前のぎっくり腰のときは、
数か月痛みが残っていたそうです。
確かに施術の技術のおかげでも
あるのですが、そもそもYさんの腰痛が
それほどひどくなかったのです。
軽い腰痛の場合は、その場で症状が
ほとんど無くなってしまって、体を後ろに
思いっきり反らしても痛くなくなります。
Yさんが以前、ぎっくり腰が長引いたのは、
好ましくない治療のためでした。
マッサージや電気治療に通っていたようです。
マッサージや電気治療、湿布を貼るなどは、
症状を慢性化させてしまって、かえって、
痛みを長引かせます。
腰痛は正しく対処をすると、
長引かず慢性化せずに済みます。
ちなみにYさんは椎間板ヘルニアと
診断をされていたそうなのですが、
ヘルニアと痛みは関係ありません。
もし、腰痛で悩んでいたら、
一度、私たちに相談をしてください。
中村 宇博
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