2011年12月26日月曜日

身体の力を抜く方法・リラックスする方法③

前回の続きです。

まだ前回までの記事を読んでいない方は、
先に下のリンク先の記事を読んでください。

身体の力を抜く方法・リラックスする方法


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ストレッチポールは非常に簡単ででき、
しかも、自分でできる方法なので、
身体の力が抜けないとお悩みの方には、
オススメです。

私はストレッチポールを購入してから、
ほぼ毎日のようにこれに乗って、
筋肉がゆるむ感覚を味わうようにしていました。

すると、面白いことに、
だんだんとストレッチポールがなくても、
身体の力を“自力で”抜けるように
なっていくのです。

どこに力が入っていて、筋肉が硬くなっていて、
というのがハッキリ分かるようになるのです。

身体が本当にリラックスしている、
ゆるんでいるというのは、
ただダラダラと力が入っていない
状態のことではありません。

「自分の意志で、自由に体のパーツを
操作できる」状態のことです。

今はまだ意味が分からないかもしれませんが、
そのうち分かるようになるので、
知識だけでも知っておいてください。

例えば、陸上競技の男子ハンマー投げ、
室伏広治選手は、自分の意志で背骨を
動かすことができるそうです。

「上から5番目の骨を動かしてください」
と言われると、

まるで手の指を動かすように
簡単に指示された背骨を動かせるのです。

また、あなたがイメージしやすい例えなら、
足の指がいいでしょう。

足の指でグー、チョキ、パーはできますか?

手の指なら簡単にできることが、
足の指ではできないでしょう。

でも、これも訓練をすると
できるようになります。

本来はそのような機能を持っていながら、
使わないでいることで、
その機能が失われていくのです。

力が入っていない身体というのは、
全身に意識が張りめぐらされていて、
自由に力を入れたり、抜いたりが、
できる状態のことなのです。

少し分かりづらい話になって
しまったかもしれませんね。

いずれにせよ、ストレッチポールで、
力が抜けた感覚をくり返し感じているうちに、
リラックスした状態を体が記憶していきます。

しかし、ストレッチポールの難点は、
ストレッチポールが当たる範囲でしか
筋肉がゆるみづらいことです。

例えば、ポールが当たる背骨周辺は、
筋肉の硬さがとれていく感覚が
得やすいのですが、

手の指と指の間とか、顔面とか、
膝の周りなどになると、ストレッチポールを
当てるのも一苦労な場所です(笑)

というよりも無理ですよね。

細かい筋肉をゆるめるために、
別の方法を併用するのが理想です。

またポールにある程度の硬さがあるので、
痛みがある場所には当てることができない
場合があるという難点もあります。

私はもっと細かい部分までゆるめたい、
力を抜きたい、痛みがある周辺も、
筋肉をゆるませていきたい、

と思い、ストレッチポールとは、
別の方法を試すようになりました。

次回はそのことについてお話しします。

中村 宇博


追伸:最近はマニアックな話になって
しまっていて、興味のない方には、
ごめんなさい。

ある患者さんからの要望があって
この話を書いています。

もうしばらく続きますが、
お付き合いください。

また「中村先生、私は
○○について知りたいです!
ブログで紹介してください」

というリクエストがあれば、
その内容について書きます。

このブログを患者さんと一緒に、
作っていきたいと思います。

リクエストはこちらまで。

nakamura.fmt@gmail.com

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私が足底筋膜炎を治すために、
行ったことをホームページにまとめました。

僕はこうして足底筋膜炎を治した

もし、周りに足の裏が痛いと
悩んでいる人がいたら、
このサイトを紹介してあげてください。

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