2011年12月24日土曜日

身体の力を抜く方法・リラックスする方法

「体が硬い」
「身体の力が抜けない」

こう悩まれている人は多いと思います。

患者さんの中にも、
「力を抜いて、楽にしてくださいね」というと、

「ごめんなさい、どうやって力を抜いたら
いいのか分からなくて、、、」
とおっしゃる方がいます。

私自身も、

「力を抜いてくださいね」

という言葉に苦しめられてきました。

たまにマッサージや美容院などに行くと、
「肩がすごくこってるね」と言われます。

これは小学生ぐらいからでしたが、
確かに学校の授業中に、
肩や腰がおもだるくなってきて、
ひどいときは頭痛がしたりもしました。

父も、母も、祖父も、祖母もみんな、
「肩がこった」とよく言うので、

たまにマッサージをしてあげるのが、
私の役目でした。

そんな様子を見て、
「大人になると肩がこるんだな」と思い、
憧れのようなものもありましたから、

自分も肩がこるようになって
嬉しさもあったのですが。

でも、実際になってみると、
これが不快なのなんのって(笑)

なっちゃったら、もう遅いんですが。

そう言えば、ストレッチをしようとしても、
手が床に着きません。

手どころか、指が床に触れられません。

ひざの少し下あたりまでしか行かない。

よく「体硬いね」と言われるうちに、
自分でもそうなんだと
思うようになってしまいました。

それと私は陸上競技を中学から大学まで、
10年間つづけていましたが、
練習中に必ずと言っていいほど、

「力を抜け」
「リラックスをしろ」
「肩を上げるな」

などと言われました。

そのことの大切さがよく分からなかったし、

(歯を食いしばって、力を込めて走る方が、
力感があって、早く走れると思っていた、、、
もし、読者の方にそう思っている方がいるなら、
それは絶対にありえないです)

そもそも「どうやって力を抜いたらいいのか」
が分からなかったから、すごく困りました。

だいたい「早く走りたいのに、力を抜けって、
どういうことなんだ?」とその矛盾に、
理系の私は混乱をしてました。

だから「身体の力を抜く」「リラックスする」
ことは私の中で常に興味があったし、
模索しつづけてきたことでした。

とくにそのことの大切さを自覚しはじめたのが、
陸上の大会で早い選手たちを
見ているときでした。

速い人たちほど、自信があって、
堂々としているのです。

「なんで同じ練習をしているのに、
同じ人間なのに、こんなにも結果に
違いが出てしまうのだろう」

「なんで僕は練習をすればするほど、
ケガをして、タイムは上がらないし、
こんなに疲れてしまうのだろう」

「なんであの人たちは、同じ距離を
走っているのに、疲れないし、
楽そうだし、あんなに早いのだろう」

ずっと考えていました。

その答えがリラックスしていることなのでした。

それ以外にも、リラックスすることの
大切さを痛感することがありました。

以前、私は人と話をすることがすごく苦手で、
よっぽど仲の良い人と話をする以外は、
目を合わせることができなかったし、

心臓がバクバクとして、声が上ずって、
頭が真っ白になるし、手に汗をかくし、
とにかく「緊張」をしてしまうのでした。

だから友人たちが楽しそうに話をしているのが、
すごくうらやましかったですし、

「どうして僕はこんなに緊張をしてしまうのだろう」
というのは強烈なコンプレックスでした。

とうとう大学生のときに部活の練習で、
走ろうとする度に、どこかをケガするという、
どうにもならない状況に追い込まれて、

私は自然と「身体の力を抜く方法」
「リラックスする方法」を探し出さないと
いけない状況に追い込まれました。

そして、それから7年が経ちますが、
これまでに自分の体験から得てきた、


を紹介していきたいと思います。

長くなるので、今日はこの辺りで。


追記:詳しい内容を更新しました。

身体の力を抜く方法・リラックスする方法2

中村 宇博




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