2011年11月21日月曜日

セラピスト養成学院4期が始まりました

セラピスト養成学院4期生の合宿が
開始しました。

もうすでに1期生が始まってから、
1年半が経過しました。

つい先週3期生が卒業をしたばかりです。

今、全国で「FMTのセラピスト」が
必要とされています。

愛知の本院にかかってくる電話のうち、
7~8割が県外からかかってきており、

「近くに同じ施術を受けられる
場所はありませんか?」

「お弟子さんでもいいので、
私たちの県に来ていただけないですか?」

とたずねられます。

現在こそ、横浜、大阪、埼玉に、
分院ができたのですが、

ほんの数か月前までは、北海道や
沖縄からも、本院に来院される
患者さんがいらっしゃいました。

なんとかもっと全国各地で施術を
受けられる環境を作りたい。

そのためにもセラピスト養成学院では、
急ピッチで施術家の養成を進めています。

ただFMTの施術家を養成するわけです。

これまで、人間の体の知識なんて、
ひとつもありません、

人の体に触れたこともありません、
という方であっても入学はできますが、

誠実さ、謙虚さ、勉強意欲があることが
必須条件で、

技術だけではなくて、高い人間性を
兼ねそなえた人を養成するための
プログラムになっています。

なんて言うと、ちょっと硬くるしい、
ハードルの高いイメージを持たれる
かもしれませんが、

学院生の中には、お子さんも、ご本人も
元患者さんという、50代の主婦の方も
学びにこられています。

もちろん、医学の知識があるわけではなく、
整体の経験があったわけでもないですし、

もっとも苦戦されていたのはパソコンの
扱いだったのですが(笑)

意外とそのような初心者の方が、
熱心に勉強をされて上達したりします。

しかし、あらためて学院生のピュアな
気持ちには感心させられます。

私にとっては初心を思い出させてくれる
機会でもあります。

どれだけ技術が優れていても、
知識があっても、

人間性や誠実さがなければダメで、

人を癒すのは、やはり人なのです。

そのような意味では、決して技術や、
知識がなくても、時間やお金を投げうって、
1から新しいことを学ぼうという
意欲のある方には敵いません。

そういう彼らの姿を見て、

いつも純粋でピュアな心を
思い起こすようにしています。

そういう姿は周りの人たちの心をも
動かすようで、

学院生以上に、そのご家族が変わって
家庭の雰囲気がよくなったとか、

夫婦間、親子間の関係が改善された
という話もよく聞きます。

そのような自らを変えようと
努力されている人たちと関われることは
本当にありがたいことです。

私も勉強熱心さ、チャレンジ精神を
忘れないようにします。

中村 宇博

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